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授業科目名
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担当教員
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生物工学実験I
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飯村 穣/他
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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265655 | 3 | AB | 3 | 前期 | 月/火/水/木/金 | III~IV/III~IV/III~IV/III~IV/III~IV |
[概要] | ||||||
生物化学(生化学)は化学的手段によって生命現象を分子レベルで理解する学問であり、生物体に含まれる物質の構造と機能および代謝と制御、遺伝情報の伝達と発現などが重要な研究分野である。それ故、生物化学は生物学、農学、薬学、医学などの基礎となるのは当然として、分子生物学と共に生命科学(ライフサイエンス)を理解するのに必要な重要な分野である。そのため、生物に関する何れの分野に進むにしても、生物化学を理解し、その実際を知っておくことは必要不可欠である。本実験では、生命活動を支えている物質を生体から取り出し、その性質や働きを実験を通して理解すると共に基本的な実験器具や装置および試薬の取り扱い方を学ぶ。 | ||||||
[具体的な達成目標] | ||||||
(1)生物化学実験を行う際の基本的な理論と実際が身に付く。 (2)器具や機器の取り扱い方が身に付く。 (3)pHと緩衝液が実験を通して理解できる。 (4)基本的な物質の分離方法が身に付く。 (5)アミノ酸とタンパク質に関する基本的実験を通して、取り扱い方や性質が理解で きる。 (6)炭水化物(糖質)取り扱い方や性質が実験を通して理解できる。 (7)脂質に関する分析実験から性質や取り扱い方が理解できる。 (8)核酸の性質や取り扱い方が実験を通して理解できる。 (9)酵素反応の仕方や酵素の性質を実験から理解できる。 (10)簡単な代謝物の定量・定性実験を通して代謝物の取り扱い方が理解できる。 |
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[必要知識・準備] | ||||||
二年次までの生命工学の専門授業を理解しておくことが望ましい。 | ||||||
[評価方法・評価基準] | ||||||
殆どを一人一人の単独実験としてあるので、欠席すると実験項目が遂行できないため出席は重視する。実験を三つの単元に分け、各実験を開始する前に講義を行いその内容を理解してもらう目的で実験準備試験を行う。二回の実験レポートを提出してもらい、実験への取り組み方や自分の結果がどのくらい科学的に評価できているのか、また科学レポートの記述の仕方について学習してもらう。最後に、実験を行った項目全般に渡っての終了試験をおこなうことで実験内容の復習をしてもらう。 | ||||||
[教科書] | ||||||
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[参考書] | ||||||
(未登録) | ||||||
[講義項目] | ||||||
1.器具洗浄、ガラス細工、秤量、試薬調製、測定機器の取り扱い方 2.pKaの測定、緩衝液の緩衝能力の測定 3.吸着クロマトグラフィーと透析膜による物質の分離 4.ペーパークロマトグラフィーによるアミノ酸の同定 5.等電点沈殿法を用いた牛乳からのカゼインの分離 6.合成で得たグリシンの同定 7.酵母から抽出した酵素を用いてスクロースからグルコースへの分解と、酵素法 によるグルコースの定量 8.多糖類の検出 9.生体からの脂質抽出と薄層クロマトグラフィーによる脂質の分画 10.生体からのRNAの抽出・単離 11.RNA中のリンの定量 12.酵素反応初速度の測定 13.ミカエリス定数の算出 14.酵母の発酵におけるピルビン酸とアセトアルデヒド生成の測定 15.レモンからのクエン酸、芳香成分の分離 |
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[教育方法] | ||||||
・実験科目であるが、理論と実際が対比しながら理解できるようなテキストを使用して いる。 ・個人実験にすることで、どのようにしたら実験目的へ効率よく到達できるか、器具使 用や試薬調整あるいは時間設定などに独自性が求められるため、実験への取り組み方 が学習できるようにしている。 ・生体を構成する基本的な物質の分離・抽出から定性・定量実験までを一貫しておなっ て貰うことで、応用可能な実験理論と実際が身に付けられるようにしている。 |
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[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応] | ||||||
(未登録) | ||||||
[その他] | ||||||
(未登録) |