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授業科目名
担当教員
微生物育種学
早川 正幸
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
265600 2 AB 3 後期 II
[概要]
 自然界から有用性の期待される新しい微生物を純粋分離するとともに、その形質の改良および発現の強化、さらに安定保存を図ることが微生物育種の主要な目的である。即ち、微生物育種は多種多様な微生物およびその形質の中から有用なものを効率よくスクリーニングするプロセスであるともいえる。
[具体的な達成目標]
本講義では微生物育種の基本理念を学んだ後、工業的応用にとって重要な微生物の探索および育種改良の理論と方法を習得することを目標とする。
[必要知識・準備]
 工業微生物学、遺伝学および遺伝子工学に関する基礎知識を必要とするので、それらを復習しておく。
[評価方法・評価基準]
 出席状況および定期試験により総合評価をする。また、講義の進行に合わせてレポートを課し、その内容も評価に加える。出席20%、レポート20%、定期試験60%。
[教科書]
  1.  教科書: 特に指定しない。講義の進行に合わせてプリントを配布する。
[参考書]
  1. 高尾、栃倉、鵜高共編, 「応用微生物学」, 文永堂出版, ISBN:4830040823
[講義項目]
  1.微生物育種の基本理念 (育種の必要性、目的、歴史的背景)
  2.育種の原理と理論
   1) 微生物とその有用生産物
   2) 有用微生物選択の戦略と技術
   3) 微生物の分離源
   4) 有用微生物の選択分離
   5) 第一次および第二次スクリーニング
   6) 育種改良法とその原理 (突然変異、交配、細胞融合、形質転換)
  3.育種の実際
   1) 微生物の選択分離技術
      原核微生物 (細菌および放線菌)
      真核微生物 (酵母および糸状菌)
   2) 有用クローンのスクリーニング技術
      生理活性物質生産株 (バイオアッセイ)
      突然変異株、細胞融合株および形質転換株
   3) 有用形質の発現強化と改良技術
      細菌 (アミノ酸および核酸関連物質の生産)
      放線菌 (抗生物質の生産)
      酵母 (アルコール発酵)
      糸状菌 (酵素の生産)
[教育方法]
中間試験を行い、その結果を示すにより学生が自身の理解度を途中で把握できるように努めている。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)