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授業科目名
担当教員
コンクリート工学B
檜貝  勇
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
264152 2 L過 2 前期 II
[概要]
 土木構造物の建設に不可欠な材料であるコンクリートに関して、その使用材料、フレッシュコンクリートおよび硬化コンクリートの性質について学習する。コンクリートは身近な材料であるが、その性質、それを支える技術などについては、ほとんど知られていない。”コンクリートは生き物である”ことを理解してもらえることを期待する。
[具体的な達成目標]
・材料の性質、特に、セメントの水和反応、混和剤の効果などを理解する。
・ワーカビリティーについて理解し、配合設計に応用する基礎を修得する。
・硬化コンクリートの強度、変形特性などを理解し、構造設計のための基礎を修得する。
[必要知識・準備]
 特になし。
予習は要求しないが、授業中は疑問をもてるように,頭を活性化していて欲しい。
[評価方法・評価基準]
評価方法:中間試験1回および期末試験の成績で評価する。 出席点は考慮しない。
評価基準:中間試験50%、期末試験50%の重みで、60点以上の得点を合格とする。
[教科書]
  1. 小林一輔, 最新コンクリート工学, 森北出版, ISBN:4627430957
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
 1.コンクリートの総論(セメントコンクリートの歴史、コンクリートの一般的性質)
 2.コンクリートの材料(セメント、骨材、混和材料)
 3.フレッシュコンクリートの性質(ワーカビリティー、コンシステンシー、材料分離)
 4.中間試験
 5.硬化コンクリートの強度(圧縮強度、引張強度、各種強度)
 6.硬化コンクリートの変形特性(応力~ひずみ関係、クリープ、乾燥収縮)
 7.硬化コンクリートの耐久性(気象作用に対する耐久性、アルカリ骨材反応、塩害)
 8.期末試験

 授業の進捗状況によって、項目を追加したり、削除することがある。




  
[教育方法]
・試料等を使用し,実際の材料を観察させる.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
・教育目標(C):社会基盤の設計・施工や環境保全技術を習得するための基盤として,構造力学,土木材料学,地盤工学,計画学,水理学及び環境工学などの専門基礎学力を身につける(専門基礎学力).
[その他]
・過年度生用の科目である。