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授業科目名
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担当教員
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人工知能演習
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岩沼 宏治/鍋島 英知
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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263661 | 1 | G | 3 | 前期 | 水 | IV |
[概要] | ||||||
知的な問題解決技術としての人工知能の考え方,人工知能の主要な方法・技術の概念とそのプログラミング方法論を,Common Lisp を使ったプログラム構築を通して学ぶ.講義の前半においてはCommon Lisp の基礎を習得し,後半では,講義「人工知能」で学んだ問題解決,探索,知識表現,自然言語などの項目から1つを選択し,実際的な人工知能プログラムの開発に取り組む. カリキュラム中での位置付け:Gコースのカリキュラム |
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[具体的な達成目標] | ||||||
・Common Lispの概念,人工知能プログラム開発用言語としての特徴について理解させる. ・問題解決,探索,知識表現,自然言語等主要な項目の概念を理解させ,これらの項目のCommon Lispを使ったプログラミング方法論を理解させる. |
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[必要知識・準備] | ||||||
講義「人工知能」を履修済み,または本授業と同期に履修している必要がある. | ||||||
[評価方法・評価基準] | ||||||
講義前半に実施するレポート課題(40点)と講義後半に取り組むプロジェクト(60点)の合計で評価する.これが60点以上のものに単位を与える.プロジェクトでは,学生4~5名からなるグループを作成し,グループ単位で取り組ませる.プロジェクトの評価は,グループ単位での評価(40点)と学生単位での評価(20点)からなる.グループ単位での評価では,アルゴリズムおよびプログラムの説明,工夫している点などを評価する.学生単位の評価では,プロジェクトにおける担当範囲を評価する. | ||||||
[教科書] | ||||||
[参考書] | ||||||
[講義項目] | ||||||
1.ガイダンス,Lisp の基本構造 2.関数の定義 3.制御構造 4.リスト構造と関数 5.マクロとリスト処理(1) 6.リスト処理(2)と様々なデータ(1) 7.様々なデータ(2) 8.入出力 9.人工知能プログラムの開発I 10.人工知能プログラムの開発II 11.人工知能プログラムの開発III 12.人工知能プログラムの開発IV 13.人工知能プログラムの開発V 14.人工知能プログラムの開発VI |
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[教育方法] | ||||||
新しいプログラミング言語を短期間で習得するためには小さな演習課題を大量に解くことが肝要である.そこで第1~8回までの講義では,LISP言語の習得のために,毎回の講義において数多くの課題を与える. 第9回以降の講義では,古典的な人工知能プログラムの開発に取り組む.4名もしくは5名のグループを構成し,グループ単位でプログラムの開発に取り組む.グループ単位で作業することにより,Lisp 言語の理解が不足する学生であっても,グループのメンバー同士で相互に理解を深め合うことが可能となる.これにより,途中で落ちこぼれる学生が減ることを期待する. |
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[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応] | ||||||
「目標(A)情報処理技術者としての基礎的素養及び基礎的スキルの修得」に関して,知的問題解決としての人工知能の概念と方法論について修得させる. 「目標(C)基礎的な国際コミュニケーション力と地球的視野の修得」に関して,Common LispによるAIプログラム作成に関する英語文献を配布し,読解させる. 「目標(G)次の専門技術の何れか一つ以上を具備した人材の育成」における「3.コンピュータヒューマンインタフェースを開発構築する基礎的技術」に関して,コンピュータによる知的問題処理と人間の役割との調和の必要性について理解させる. 同じく「目標(G)次の専門技術の何れか一つ以上を具備した人材の育成」における「4.人間の知性・感性を知り応用するための知性・感性情報工学における基礎的技術」に関して,知的な問題解決の方法を修得させる. |
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[その他] | ||||||
(未登録) |