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授業科目名
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担当教員
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応用統計学及び演習?
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北村 眞一/片谷 教孝/下川 敏雄
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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256531 | 2 | J | 2 | 前期 | 月 | I |
[概要] | ||||||
環境工学,計量社会学,計量経済学だけでなく,医学・生物学といった幅広い分野で統計科学の重要性は認められてきている.例えば,情報科学では,データマイニングという呼称のもとで,統計的手法が活用されている.一方で,統計科学は,手法の知識だけでなく,実質科学分野(医学あるいは工学)で適切に利用するためには,統計的方法(ツール)に対する知識だけでなく,それらを活用するための統計的思考(スキル)を身につける必要がある.本講義では,後者の「統計科学の実践」を主題に掲げ,講義をおこなう.そのために,多くの統計的データ解析の実践事例を紹介し,実習を通して自らも体験する. | ||||||
[具体的な達成目標] | ||||||
統計的データ解析では,統計的手法(ツール)を身につけるだけでなく,統計的思考(スキル)を身につけることも重要である.この講義では統計的データ解析を行ううえでの,統計的思考の取得を目指す. | ||||||
[必要知識・準備] | ||||||
この講義では、1年次で学習した基礎統計学、線形代数学および微分積分学の知識を必要とする。 授業時間には講義とともに演習を行う。電卓(対数、ルートなどの計算ができる電卓、あるいは関数電卓)を毎時間必ず用意してくること。 |
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[評価方法・評価基準] | ||||||
講義は講義項目の「1〜5」「6~9」の2つの単位に分かれている。講義に出席して学習し、演習問題を解くことが求められる。それぞれの単位が終了後に小テストを行う。2つの小テストを1/3と2/3ずつ配分した合計得点により評価する。合計点が合格レベルに達していれば単位を取得できる。 | ||||||
[教科書] | ||||||
[参考書] | ||||||
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[講義項目] | ||||||
1.講義と演習の紹介 2.品質管理 ・品質管理の工学的意味 ・品質管理と統計的方法 ・QC7つ道具とその応用 3.管理図 4.検査 5.職場の改善(工程管理) <小テスト(1—5)>(成績配分1/3) 6.基本的な統計的手順 ・母平均に関する推測 ・比率に関する推測 ・頻度表とヒストグラムに関する推測 7.コンピュータを応用した比較の諸法 ・統計的仮説検定の考え方 ・リサンプリング手法: ジャックナイフ法とブートストラップ法 ・並べ替え検定 8.統計的シミュレーションの方法 ・コンピュータ・シミュレーションによる標本の抽出 ・よく用いられる母集団とその生成 ・2項分布とシミュレーションへの応用 9.統計的データ解析の実際 <小テスト(6−9)>(成績配分2/3) |
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[教育方法] | ||||||
講義と演習により進める. | ||||||
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応] | ||||||
循環システム工学科ではJABEE教育はまだ開始していないが,講義との関連について記す. (d)情報処理能力:統計的手法を実際に計算し応用できる (e)多様な知識技術:調査・実験における統計的な手法を実践的に応用する (h)解析能力:統計的な考え方を身につけ,実践で解析できる (x)情報の循環:情報の処理,統計解析により結果を判断できる |
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[その他] | ||||||
(未登録) |