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授業科目名
担当教員
基礎統計学I
片谷 教孝
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
256510 2 J 1 前期 III
[概要]
統計学は数字で示されたデータをどのように分析し、どのように理解するかを追究する学問分野である。この講義では、統計学の最初の入門段階として、統計的なものの考え方や統計手法の基礎を学ぶことを目的とする。理論だけでなく、自らの手で計算することによって、実践的な知識を身につけることを目標とする。
[具体的な達成目標]
統計学の基本的な事項の理解が目標である。環境測定データや社会データなどの統計的な解析に対して、必要最小限のレベルがクリアできることを目指す。
[必要知識・準備]
入門科目であるため、特段の前提知識は必要としない。統計学は数学の一分野と見られる場合があるが、特に高度な数学の知識を要求されることはない。ただし、毎回の講義の中で小規模な演習を行う。やや複雑な計算演習も含まれるので、電卓(関数電卓が望ましい)を持参することが必須である。
[評価方法・評価基準]
基本的には学期末試験の成績により評価する。毎回の小演習の結果を出席点として、若干加味する。
[教科書]
  1. 片谷教孝、松藤敏彦, 環境統計学入門, オーム社, ISBN:427419700X
[参考書]
  1. 特に指定しない。毎回の講義時にプリントを配布する。
[講義項目]
  1.Introduction 統計学とは何か
  2.統計学の考え方
  3.母集団と標本
  4.標本分布の特性値
  5.確率と確率変数
  6.さまざまな確率分布
  7.二項分布とポアソン分布
  8.一様分布と正規分布
  9.標本平均と母平均
 10.母平均の推定
 11.母分散の推定
 12.仮説検定の考え方
 13.比率の検定
 14.差の検定
 15.推定・検定の応用
[教育方法]
・毎回の時間内に演習問題を全員に解かせる。
・講義の最後に、その日の学習内容を確認するための小テストを行う。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)