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授業科目名
担当教員
自然科学実験
御園生 拓/竹内  智/風間 ふたば/片谷 教孝/島崎 洋一/小林  拓/岩田 智也/依田 英介
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
256250 2 J 2 前期 III~IV
[概要]
 人間と環境の関わりの理解を進めることをめざした、物理・化学・生物分野の複合実験科目である。物理・化学・生物分野の基礎的な実験やフィールド観察を通して、身近に存在する問題の発見・解決に向けた素養を身につけ、データ測定とその解析、およびレポート作成についての基本的な知識・技能を得ることを目的とする。物理分野では、手作りの実験装置や器具あるいは測定機器を使って計測を行い、身近な物理現象をデータから理解するとともに、計測における有効数字と測定精度の取り扱いを理解する。化学分野では人間の暮らしと身近な水の関係を理解できるよう、生活雑排水が流入する河川の水質を測定する。またそれに先立ち、測定に必要な定量分析方法の基礎を実習する。生物分野では、身近な環境に展開する多様な生物群に実際に触れることを通して、自然・環境を考える際に自らを含めた「生物」を常に視野に入れることができるようになるために、フィールドにおける生態観察を主に、さまざまな生物の観察を行う。
[具体的な達成目標]
各種の実験を通して,自然科学における実験・観察の方法を理解する.
[必要知識・準備]
 物理・化学・生物のいずれの分野も,特に専門的な知識は要求しない.ただ,実験科目であるので以下のようなものは各自準備することになる.
関数電卓,白衣,ノート,ケント紙(A5),定規(~30 cm),鉛筆(またはシャープペンシル),消しゴム,ハサミ,タオル等.
 詳しくは第1回目のガイダンスで説明する.
[評価方法・評価基準]
実験科目では出席とレポートがセットである.基本的に全日出席し全レポートが受理されることによって単位が認定される.なお,何が修得されたのかわからないようなできの悪いレポートは,受理されずに再提出が求められる.詳しくはガイダンス時に配布される実験手引き書の,レポート作成について,および導入1,2を参照のこと.
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
  1.実験ガイダンス
  2.導入(1) 誤差の取り扱いおよびレポートの書き方1
  3.導入(2) 誤差の取り扱いおよびレポートの書き方2
  4.生物(1) キャンパス内の生物観察1
  5.生物(2) キャンパス内の生物観察2
  6.生物(3) 生態調査
  7.生物(4) & 化学(1) 河川調査
  8.化学(2) 現場調査の練習と容量分析の基礎実験
  9.化学(3) 水のCODの測定
 10.化学(4) 水中のN,Pの測定
 11.物理(1) 光の波長測定
 12.物理(2) 太陽エネルギーの測定
 13.物理(3) 電磁波の測定
 14.予備日1
 15.予備日
http://www.js.yamanashi.ac.jp/~koba/Experiment.html
参照のこと.
[教育方法]
実験・観察による実習.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)