山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ |
授業科目名
|
担当教員
|
|||||
基礎数学及び演習
|
佐藤 眞久/安尾 南人
|
|||||
時間割番号
|
単位数
|
コース
|
履修年次
|
期別
|
曜日
|
時限
|
254052 B | 2 | C2 | 1 | 後期 | 水 | IV |
[概要] | ||||||
微分積分学と線形代数学とは全ての数学の基礎となるものであり、この科目では微分積分学I,IIと線形代数学I,IIとに対応する演習を行い、そこで解答された項目について、必要な事項について解説を講義形式で行う。演習を通じ講義の内容の理解を深めるのが目的である。具体的には、次の方法で演習を行う: 教科書の問題を原則として解答するが、より高度な演習問題も配布される。受講者は演習問題の解答を予め作成しておき、これを当日プロジェクターに投影して説明を行い、次回それを清書したものをレポートとして提出する(評価基準欄の注意参照)。 | ||||||
[具体的な達成目標] | ||||||
数学に関する基本的な用語の意味を理解できる. 多変数関数の極限,関数の連続性の概念を理解している. 関数を与えたとき,偏導関数を計算できる, 多変数関数の積分を定義域と関数の形の特性を勘案して具体的に計算できる. 微分積分学を利用した多変数関数に関する応用問題が解くことができる. 線形代数学における基本的事項の理解と、計算技術の習熟。 |
||||||
[必要知識・準備] | ||||||
<カリキュラム全体での位置づけ> 数学を必要とする科目全てに対して微分積分学と線形代数学との基礎について演習を通じ習熟することを図るものであり、微分積分学IIおよび線形代数学IIと共に履修することを義務付ける。 <本講義受講の前提となる必要知識・準備> (1)高校での数学の基礎知識、(2)微分積分学I,IIと線形代数学I,IIの講義内容 |
||||||
[評価方法・評価基準] | ||||||
<評価方法> 基本的には、演習問題の解答を作る課題への取り組み状況を評価する。 <評価基準> 演習問題を解答した回数、レポート受理回数、出席回数等を最終的に総合して成績を付ける。期末試験は行わず、総合評価で60点以上を合格とする。なお、理由なく欠席し事後にも無届の場合が1回でもある場合は不合格とする。また、問題は最小限5問は解答することが要求される。 注意:レポートについては明晰な説明による解答が要求され、式の羅列や説明が不十分なままでは、十分手直しが行われるまで再提出が求められる。 |
||||||
[教科書] | ||||||
|
||||||
[参考書] | ||||||
(未登録) | ||||||
[講義項目] | ||||||
1.1変数関数の微分に関する演習 2.1変数関数の積分に関する演習 3.線形代数学の行列に関する演習 4.線形代数学の行列式に関する演習 5.2変数関数の微分に関する演習 6.2変数関数の積分に関する演習 7.線形代数学のベクトル空間と一次変換に関する演習 8.線形代数学の固有値と固有ベクトルに関する演習 上記項目を、各々2回程度で演習を行う。 |
||||||
[教育方法] | ||||||
微分積分学と線形代数学で使用する教科書の演習問題の解答作成をしてきてもらい、 それを発表して貰う。 発表では、その解答について別解答の検討をすることもある。こうして、他の人の 解答と比べることにより、多様な考え方を身につける。 解答後に、ポイントや重要事項を復習する。 |
||||||
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応] | ||||||
(B) 技術者としての知的基盤の形成 土木環境工学の専門知識習得に必要となる数学、自然科学及び情報処理の基礎学力を 身に付け、土木環境技術者としての知的基盤を形成する。 |
||||||
[その他] | ||||||
[重要事項]演習なので、人数制限(「35名+α」程度)を厳しく行いますので、 基本的に1年生のみの受講となります。 [注意事項] 自宅学習などを活用して、必ず当授業時間外の学習で問題を解いておくこと。 解く過程で実力が付くので、常に考える姿勢を持って臨んで欲しい。 |