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授業科目名
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担当教員
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線形代数学I
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岡田 勝藏
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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251000 A | 2 | D | 1 | 前期 | 水 | III |
[概要] | ||||||
線形代数学は微分積分学と共にすべての数学の基礎をなすものである。そのため、線形代数学の素養は機械システム工学の分野で不可欠である。 線形代数学Iではベクトル、行列と演算、行列式について学ぶ。 |
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[具体的な達成目標] | ||||||
本講義では、『工学の基礎』のひとつとして「線形代数学I」を学ぶ。特に、次に示すベクトル、行列、行列式の概念把握と演算の修得能力を身につけることを達成目標とする。 (1)ベクトル: 成分、和・スカラー倍、内積、外積の演算を修得 (2)行列: 和・スカラー倍、積、転置、逆行列、三角行列の演算を修得 (3)行列式: 行列式の定義、性質、演算を修得 |
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[必要知識・準備] | ||||||
・高等数学カリキュラムにある「ベクトル」、「複素数と複素数平面」、「行列と線形計算」は復習することが望ましい。 ・線形代数は大学で習う全ての数学の基礎となる科目である。更に基礎教育、工学基礎、応用工学の全ての科目の基礎となる科目でもある。 ・本科目の履修後は線形代数学IIに継続して履修する。 |
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[評価方法・評価基準] | ||||||
・講義項目毎に、重要事項の理解度確認の小テストあるいはレポートを課す。試験は中間試験と期末試験を行う。 ・総合評価は中間試験と期末試験の成績80%、小テストあるいはレポートの成績および講義態度を20%、の割合で行う。 |
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[教科書] | ||||||
[参考書] | ||||||
[講義項目] | ||||||
1.ベクトルとその成分、ベクトルの演算(1)和・スカラー倍 2.ベクトルの演算(2)内積、空間の直線 3.平面、ベクトルの演算(3)外積 4.行列、行列の演算(1)和・スカラー倍 5.行列の演算(2)積、行列の演算(3)転置 6.正方行列の体系・逆行列、三角行列 7.中間試験 8.順列の符号、行列式の性質 9.行列式の性質(1) 10.行列式の性質(2) 11.行列式の性質(3) 12.行列式の展開 13.逆行列 14.クラメルの公式 15.期末試験 |
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[教育方法] | ||||||
1)講義形式で必要な知識を身につける。 2)講義項目毎にレポートあるいは小テストを行い、具体的な演習課題により理解を深める。 |
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[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応] | ||||||
1)JABEE学習・教育目標 共通基準1-(1)-(c)「数学、自然科学および情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力」->主体的に対応(◎) 共通基準1-(1)-(d)「該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを応用できる能力」->付随的に対応(○) 2)MDコース学習・教育目標 基準(B)「機械工学と自然科学・数学・物理や化学などの自然科学と情報技術の基礎知識を修得し、これらの知識を機械工学へ活用できる能力を身につける。」->主体的に対応(◎) |
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[その他] | ||||||
オフィスアワー: 講義終了後 |