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授業科目名
担当教官
性能設計特論
杉山 俊幸
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
418000 2 (未登録) 1 後期 I
[概要と目標]
 設計された構造物が要求性能レベルさえ満足していれば、どのような構造材料や構造解析手法、照査方法等を用いても構わない設計法という性能照査型設計法が、橋梁を代表例とする社会基盤施設の設計に採り入れられつつある。この講義では、種々の限界状態を対象とする信頼性理論に基づいた性能照査型設計法の概念とフロー、性能照査型設計の長所と課題、社会基盤施設に要求される性能とその要求レベル、性能照査様式、設計された構造物の保有する性能の検証方法、性能照査型設計法が円滑に機能するための社会体制、性能照査型設計法に基づく道路橋の試設計等について詳説する。
[必要知識・準備]
確率・統計論、および、構造設計論の基礎知識を必要とする。
[評価基準]
<評価方法>出席および課題に対する提出レポートに基づき評価する。
<評価基準>出席点40%、レポート60%の重みで評価し、その合計が60点以上を合格とする。
[教科書]
  1. 特に指定しない
[参考書]
  1. (社)日本鋼構造協会, 土木鋼構造物の性能設計ガイドライン, (社)日本鋼構造協会
[講義項目]
1.設計の概要と設計規準(1) 設計のプロセス
2.設計の概要と設計規準(2) 照査様式の分類
3.設計の概要と設計規準(3) 性能照査型設計の概要
4.種々の限界状態
5.信頼性理論に基づいた性能照査型設計法の概念とフロー(1)
6.信頼性理論に基づいた性能照査型設計法の概念とフロー(2)
7.性能照査型設計の長所と課題
8.社会基盤施設に要求される性能とその要求レベル(1)
9.社会基盤施設に要求される性能とその要求レベル(2)
10.社会基盤施設に要求される性能とその要求レベル(3)
11.性能照査様式
12.設計された構造物の保有する性能の検証方法
13.性能照査型設計法が円滑に機能するための社会体制
14.性能照査型設計法に基づく道路橋の試設計(1)
15.性能照査型設計法に基づく道路橋の試設計(2)