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授業科目名
担当教官
分子構造数値解析特論
藤間 一美/小谷 信司
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
416710 2 (未登録) 1 前期 III
[概要と目標]
量子力学的な数値計算に基づいて分子の電子状態を計算したり、安定な構造をさがす具体的な技術を学ぶ。今日大規模量子化学計算の多くは変分原理を用いており、その計算の大半は行列要素の積分に費やされる。計算機の能力と数値計算技術の向上でこのようなかくれた分野の進歩が大きく、量子化学計算自体も広く手軽に用いられる道具となってきている。ここでは、実際に計算機を動かしながらこの技術を体感してもらう。講義の内容としては以下を予定している。
1. 量子化学数値計算と変分原理
2. ガウス型、スレーター型、数値型基底関数
3. 座標の選択とそれによって持ち込まれる基底関数の特異性
4. 中心、多重数値積分の方法、空間の区間分割と重み関数
[必要知識・準備]
 量子力学のたとえば水素原子の電子軌道がどんな物かを知っているぐらいの基礎的な知識とLinux系の計算機システムを動かせる技術が必要。出来ればLinuxをインストールしてフートランが使えるノートPCを
準備してくれるとありがたい。
[評価基準]
実際に簡単な分子の構造を計算してその結果の意味が分かってくれればよい。
[教科書]
  1. 分子軌道法, 岩波書店, ISBN:4000059203
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
(未登録)