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授業科目名
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担当教官
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材料化学工学特論
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初鹿 敏明
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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416150 | 2 | (未登録) | 1 | 前期 | 火 | II |
[概要と目標] | ||||||
現在では,化学工業にとどまらず,広く環境保全,エネルギー,生命,新材料,創薬,宇宙などの先端分野に適用できる総合工学として吸着分離技術を取上げ,化学プロセスの中心部に当たる種々の分離装置とその効率化について解説し,その根幹をなす分離材の設計・開発における基本的な内容を化学工学の基礎事項を交えて解説する。 1.吸着特性と細孔構造 2.構造制御による材料設計 3.新規機能性材料の開発 |
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[必要知識・準備] | ||||||
化学工学の基礎的な知識をもとに、固体表面における分子の振舞いや生物の細胞膜におけるイオンチャンネルなどの分離に関する研究開発は目覚しい発展を遂げ、さまざまな分離技術の適用が試みられ、実用化されている。このような情報を収集し、特徴による分類と整理しておくことが望まれる。また生産技術としての分離については、総合的にエネルギーの消費を抑える方策について検討しておく必要がある。 | ||||||
[評価基準] | ||||||
分離材料の開発を通して、製造方法、特性評価などの内容を分かりやすく解説するので、材料開発に興味をもち、より専門の領域に進むための知識についての理解度を記述式の試験およびレポートにより評価する。 | ||||||
[教科書] | ||||||
(未登録) | ||||||
[参考書] | ||||||
(未登録) | ||||||
[講義項目] | ||||||
材料化学工学 1.分離とは 2.分離エネルギー 3.分子化学工学 4.相変化による分離 5.相間の分配 6.形状による分離 7.解離性による分離 8.特殊な場と作用による分離 9.分離材料の開発と評価 |