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授業科目名
担当教官
燃料電池設計科学特論
内田 裕之/渡辺 政廣/宮武 健治
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
327085 2 (未登録) 1 後期 I
[概要と目標]
 燃料電池は化学エネルギーを電気エネルギーに直接変換する高効率かつ地球環境にやさしい発電手段である.中でも,電気自動車・家庭コジェネ・携帯電源用として固体高分子形燃料電池(PEFC),火力発電代替のオンサイト発電として固体酸化物形燃料電池(SOFC)が注目されている.本特論では,これらの燃料電池の作動原理について概説し,構成材料の設計,特性評価,応用について講義する.
[必要知識・準備]
 電気化学,物理化学の基礎知識を必要とする.
[評価基準]
 学習態度,レポートなどを総合的に判断して、評価する.
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. 松田好晴,岩倉千秋, 電気化学概論, 丸善, ISBN:4621039962
[講義項目]
1.燃料電池の電気化学
2.各種燃料電池の作動原理と開発の現状
3.PEFC用電極触媒の設計:カソード触媒
4.PEFC用電極触媒の設計:アノード触媒
5.メタノール直接酸化触媒
6.実用高分散触媒の設計
7.燃料電池と高分子材料
8.PEFC用プロトン導電性高分子(構造と基礎物性)
9.PEFC用プロトン導電性高分子(測定法と応用)
10.固体酸化物形燃料電池(SOFC)の構成材料−固体電解質
11.固体酸化物形燃料電池(SOFC)の構成材料−電極
12.低温作動SOFC
13.機能設計の広場