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授業科目名
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担当教官
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生体適合性無機材料化学特論
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初鹿 敏明
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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325090 | 2 | (未登録) | 1 | 後期 | 月 | I |
[概要と目標] | ||||||
生体材料は手術用材料や人工臓器を含む多くの治療行為に用いられる材料の総称である。生体材料が生きた細胞や組織に直接接触することから,材料と環境としての生体系との相互作用すなわち適合性が重要な問題である。生体内での材料の安全性は治療効果とともに両立するように配慮されねばならない。金属,無機材料および高分子材料の特性を生かした生体適合性材料の開発におけるさまざまな問題点を指摘し,人工材料から医用材料の開発,実用化へのプロセスと再生医療の現状と将来について解説する。 | ||||||
[必要知識・準備] | ||||||
人工材料の作用と生体の反応は一般に異物として生体組織により識別され,生体防御機構が働くことになる。この反応を制御して,材料と生体系が共存できるように材料を調製することによって,はじめて医療行為の目的が達成できる。材料が生体に及ぼす影響と生体内での材料の変質,劣化を工学的にとらえるとともに生物を含む広い知識が必要である。また,これらの問題を解決するには,生物・無生物の境界をなくすような新しい考え方と生命倫理についての問題意識も必要である。 | ||||||
[評価基準] | ||||||
日進,月歩の医療技術の発展が,多くの材料工学や化学工学の分野と連携で行われていることを理解するとともに,再生医療の基礎となる生体材料の開発についての知識の習得をレポートなどにより評価する。 | ||||||
[教科書] | ||||||
(未登録) | ||||||
[参考書] | ||||||
[講義項目] | ||||||
1.生体と人工材料 2.バイオマテリアルの材料化学 3.バイオマテリアルの開発と評価 4.硬組織代替材料 5.軟組織代替材料 6.人工臓器 7.再生医療 8.倫理問題 |