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授業科目名
担当教官
構造設計学特論
杉山 俊幸
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
324020 2 (未登録) 1 後期 II
[概要と目標]
 構造物の設計に際して、技術者は多岐にわたる情報と技法を総合し、複数の制約条件の下で最適と考えられる構造物を設計していかねばならない。そのためには、まず、土木構造物の特長や要件を十分に把握し、どのようなプロセスで設計がなされているかを理解する必要があるが、これらに関しては学部の講義(構造設計論)で取り扱っている。
 この講義では、設計の最終目的である「各種制約条件の下で最適解を得ること」を達成するために必要となる意思決定理論について詳述し、最適な意思決定をシステマティックに実施できるようにすることを目的とする。
[必要知識・準備]
統計・確率論の基礎知識を必要とする。
[評価基準]
<評価方法>出席、および課題に対する提出レポートに基づき評価する。
<評価基準>出席40%、レポート60%の重みで評価し、その合計が60点以上を合格とする。
[教科書]
  1. 特に指定しない。
[参考書]
  1. 特に指定しない。
[講義項目]
 1.意思決定論の概要
 2.意思決定問題の定式化
 3.decision treeを用いた意思決定モデル(1)
 4.decision treeを用いた意思決定モデル(2)
 5.decision treeを用いた意思決定モデル(3)
 6.決定基準
 7.意思決定手法の種類(1)
 8.意思決定手法の種類(2)
 9.情報の価値
 10.意思決定問題の感度(1)
 11.意思決定問題の感度(2)
 12.効用理論(1)
 13.効用理論(2)
 14.効用理論(3)
 15.効用理論(4)