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授業科目名
担当教官
情報システム特論
清弘 智昭/塙  雅典
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
322124 2 (未登録) 1 後期 I
[概要と目標]
 本講義は学部向け講義「計算機アーキテクチャ」および「情報通信I, II」で学んだ内容を受け,コンピュータの高性能化の技術や最近の通信とネットワーク技術を取り巻く状況を学ぶ。
 前半では,コンピュータの高速化のためのパイプライン,スーパースケーラ,キャッシュメモリなどの原理,基本構成などを学ぶ。また,これらの知識を踏まえて現在パーソナルコンピュータに用いられているCPUの基本構成を学ぶ。
 後半では,通信とネットワークの基本的な名称や役割、構造、原理を学び、現代社会で最も重要なネットワークであるインターネットの仕組みについて考察する。またネットワーク上で利用される各種アプリケーションの仕組みについても学ぶ。
[必要知識・準備]
「計算機アーキテクチャ」,「情報通信I」,「情報通信II」で学んだ内容を基本的に理解していること。
[評価基準]
前半と後半ごとに課題を課し,その合計点数が60点以上を合格とする.
[教科書]
  1. コンピュータアーキテクチャ, コロナ者, ISBN:4339018430,
    (前半の講義で使用)

  2. 後半の講義の資料は適宜配布する
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
下記の講義の間に適宜演習を行う
  1.マイクロプロセッサ,およびパーソナルコンピュータの開発史
  2.パイプライン
    RISCプロセッサ,命令実行サイクル,パイプライン,パイプラインハザード
  3.主記憶
    SDRAM,DDR SDRAM,RDRAM
  4.キャッシュメモリ1
    L1,L2キャッシュ,セクタ方式,ダイレクトマッピング方式,フルアソティアティブ方式
  5.キャッシュメモリ2
    nウェイセットアソシアティブ方式
  6.ハイパースレッディング方式
  7.パソコンに利用されているプロセッサ
    Pentium,Athlon他
  8.情報理論と通信系のモデル
  9.ネットワークの構成要素
 11.プロトコル
 12.通信システムの基礎
 13.ネットワークの基礎
  OSI参照モデル,各層の役割,インターネット
 14.ネットワークアプリケーション
 15.ネットワークセキュリティ