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授業科目名 | 環境と地球科学 | ||
時間割番号 | 191009 | ||
担当教員名 | 安達 隆史 | ||
開講学期・曜日・時限 | 前期・金・I | 単位数 | 2 |
<対象学生> | |||
ソフトサイエンス課程環境科学コース2,3年生、国際共生社会課程1年生 | |||
<授業の目的および概要> | |||
身近な大気環境から地域規模、さらに地球規模の大気環境における問題の把握と、主として地球科学の一分野である気象学の基礎とその応用である大気拡散・大気汚染について学ぶ。さらに、環境問題と切り離せないエネルギーについて学ぶ。講義内容のレベルを理科系1~2年生を標準とする。 | |||
<授業の方法> | |||
講義とするが、必要に応じてミニテスト、学生によるデータ解析作業、および問題演習を行う。基本的にはプロジェクター、書画カメラ、ビデオ、OHP、配布資料を使用し、テキストも参照する。 | |||
<成績評価の方法> | |||
レポートを課す。出欠席、演習及び授業参加状況等も成績評価に考慮する。およそレポート55点、出席30点、演習・授業参加状況15点の程度の配分とする。ただし、出席を重要視するので出席回数が8回未満の場合は原則として単位取得ができない。遅刻・早退と学生証忘れは出席回数の減点対象とする。また、レポートは、提出期限を過ぎた場合に は原則として受け付けないので、余裕をもって提出するよう心がけること。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||
主に、物理学と数学の基礎を必要とするので、適宜、自習・補強すること。レポートは他からの丸写しではなく、自分で考えた文章にすること。 漫然と講義を聞くばかりでは理解が進まないので、自ら関係文献・資料を探して調査研究する姿勢が望ましい。講義はそのきっかけであると認識すべし。 |
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<テキスト> | |||
<参考書> | |||
<授業計画の概要> | |||
<講義内容> 1.講義方針、2.地球の大気と環境(地球を取り巻く大気の構造と役割、地球の温暖化、オゾン層の破壊、広域大気汚染)、3.大気拡散の理論と実験、4.エネルギーと環境(エネルギーをめぐる世界情勢、化石燃料、原子力発電) なお、地球環境科学の多く分野に関係する日本の南極観測隊についての体験談を織り込む。また、実学的面の理解を深めるため、エアートレーサー大気拡散実験、火力発電所の環境審査、及び原子力発電所の安全審査など、大学外での経験談も織り込む。 <到達目標>種々のスケールの自然現象と環境問題に関心を持ち、問題解決への道筋を見出せるようになる。 ただし、講義内容、到達目標、成績評価方法は、学生の状況に応じて変更の可能性がある。 |