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授業科目名 食資源論
時間割番号 163644
担当教員名 時友 裕紀子
開講学期・曜日・時限 前期・金・I 単位数 2
<対象学生>
 家政教育専修1年生以上と共生社会コースの2年生以上
<授業の目的および概要>
 食品の原材料となる農畜産物・水産物についてその素材の特性と一般成分に関する概説を中心に進める。また各素材の調理による変化や栄養性成分・嗜好性成分の変化についても解説する。さらに食資源の選択・利用における社会的背景について論じ、食資源の有効利用について考察する。
<授業の方法>
 講義(プリント配布やビデオの使用)
<成績評価の方法>
 出席3割、学習態度と小テスト2割、および期末試験5割により評価する。受講マナーに欠ける学生は受験資格を失う。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
 欠席・遅刻をしないこと(欠席・遅刻の多い学生は無資格となります)
家政教育専修の学生は2年生で受講する必修の「調理学実習」の内容とも関連しますので、履修するように。共生社会コースの学生は高校時代に生物や化学を履修していないと、理解に困難な内容であることを了解しておいてください。
<テキスト>
  1. 入門栄養学, 培風館, ISBN:4563073482,
    (食物学概論(妻鹿絢子先生担当)と共通の教科書です。)

  2. 新食品成分表, 一橋出版, ISBN:4834851133,
    (食物学概論(妻鹿絢子先生担当)と共通の教科書です。)
<参考書>
  1.  講義の中で紹介する
<授業計画の概要>
順序が変わるかもしれませんが、以下のような内容で講義を行います。
1.食資源論で扱う内容についての説明
2.21世紀の食糧問題について
3.食品であるための条件(栄養性・安全性・
嗜好性)と食品の第3次機能(生理機能)
について
4.食品の一般成分とは?
5.食品中の水と食品の保存・加工方法との関係
6.炭水化物とはなにか?
7.米の性質・炊飯原理・飯のおいしさについて
8.砂糖の製造法・調理性について
9.タンパク質とはなにか?
10.タンパク質の性質と調理加工
11. 最新脂質栄養学・衛生学
12. 油脂を使った食物はなぜおいしいか?
13. 食品の嗜好性成分(味・香・色に関係す
る成分)とその調理に伴う変化
14. 食品衛生学入門
15. 定期試験