授業科目名	教育の現在（教育原理を含む。)
時間割番号	100312
担当教員名	寺崎　弘昭／川村　協平　／阿部　　茂／中村　和彦／高橋　英児
開講学期・曜日・時限	後期・金・I~II	単位数	4
＜対象学生＞
学校教育課程1年生のみ
＜授業の目的および概要＞
教育とは、人間が産まれ成長し生きていく過程を見守り育み支える営みです。そのような営みは、生の多様性に即してまた多様です。そうした教育の本質・歴史・思想の理解を得ながら、本科目では、実際に教育の多様な姿に直接に接し、理解しそこになにを読みとるのか、みんなで見学し発表し議論します。
＜授業の方法＞
履修者全員に対する講義と、少人数での演習(履修希望学生を1クラス20名程度の少人数クラスに分け、それぞれのクラスに担当教官が配置される。)を併用して行います。少人数での演習では、多様な教育の現場について、実際に出かけて見学させていだいたり、現状についての説明をうかがったりした後、自分たちで調べたこと感じ考えたこと等を中心に発表と討論が行われていきます。
＜成績評価の方法＞
1. 出席　50%　(3/4以上の出席は単位取得の不可欠条件となる。) 2. プレゼンテーション・発言参加　10% 3. レポート等提出物　10% 4. 最終筆記試験　　　30%
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
すべて出席するつもりの人のみ、受講することができます。これに該当しない場合は、決して履修申告をしないように。
＜テキスト＞
寺崎弘昭・周禅鴻, 教育の古層, かわさき市民アカデミー出版部, ((2006年刊行予定))
＜参考書＞
教育学入門, 岩波書店, ISBN:4000039598
＜授業計画の概要＞
以下は、予定。 1. イントロダクション 2. 教育とはなにか―<教育>の原像 3.~4. 保育のいま 5. 学校の歴史 / 20世紀教育の思想と歴史 6.~7. 不登校を支える 8. 教育の制度理念(1)―憲法・教育基本法 9. 院内学級の子どもたち 10. 教育の制度理念(2)―児童福祉と教育 11.~12. 児童相談所と子どもたち 13.~14. 家庭裁判所のしごと 15. 全体発表と討議