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授業科目名 | フランス語R(中級) | ||
時間割番号 | 055301A | ||
担当教員名 | 井上 範夫 | ||
開講学期・曜日・時限 | 前期・月・II | 単位数 | 2 |
<対象学生> | |||
フランス語A、Bを既に履修した者 | |||
<授業の目的および概要> | |||
フランス文学のすぐれた短篇小説の読解を通じて、文学作品の鑑賞について考えます。また、同時に、フランス語中級文法の完成を目指します。 | |||
<授業の方法> | |||
演習。毎回幾人かに解釈してもらい、それを基に理解を深めます。 | |||
<成績評価の方法> | |||
平常点(出席、授業中の活動)、並びに定期試験の結果に基づいて総合的に評価します。 | |||
<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||
オフィス・アワー:木曜午後。(研究室J318に在室の時は、何曜日でも基本的に何時でも質問その他に応じます。) | |||
<テキスト> | |||
<参考書> | |||
(未登録) | |||
<授業計画の概要> | |||
ミシェル・トゥルニエは、フランスのすぐれた現代作家の一人(1924年パリ生まれ)ですが、彼の短編小説「音楽と舞踏の伝説」「香水の伝説」「絵画の伝説」「パンの伝説」を丹念に読みます。文の仕組みを吟味することで、文法の理解をまとめ、確実なものとしてゆきます。これらの小説はいずれも、私たちにとって身近な音楽、香水、パン、といったものを取り上げ、聖書、神話や伝承など、ヨーロッパの歴史、伝統と関連させながら、それらの起源に関する面白い物語を仕立てたものです。それらが人間の前にどのようにして出現したのかを考えるということは、そのものの本質を見直すことに他なりません。トゥルニエは、起源にまつわる物語を提示することによって、人間と人間、男性と女性、人間と生活の根源的な関係、愛と憎しみ、喜びと哀しみを深く考えさせ、また味わわせてくれます。 1~4 基本文法のまとめ(1年次に済ませられなかった文法の残りをおさらいし、フランス語原文を読むための基礎を固めます) 5~14 La légende de la musique et de la danse,La légende des parfums,La légende de la peinture,La légende du pain 15 定期試験 |