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授業科目名 ドイツ語W(中級)
時間割番号 055231D
担当教員名 工藤 眞一
開講学期・曜日・時限 後期・水・II 単位数 2
<対象学生>
ドイツ語A ,B の修得者
<授業の目的および概要>
 近年、「異文化理解」という言葉を耳にする機会が増えてきたように感じます。その

言葉の背景には、自国をも含む広範な文化現象全般に対する様々な視点が含まれている

と思われます。この時間ではその意味からも、特に「日本におけるドイツ」、「ドイツ

における日本」という視点に立って、その両方に関心を持ってもらえるジャンルとし

て、今年は特に、子供の童謡に焦点を当ててみたいと思います。現在でも日本の幼稚園

や小学校で歌われている歌の中には、ドイツに起源をもつ歌謡がいくつも含まれてい

る。たとえば、「こぎつねコンコン」や「ちょうちょ」などはその代表的なものです。

これらは明治14年(1881)、当時の音楽教育の一環として編纂された「小学唱歌集」に

掲載されていたものです。
 
 またその他のジャンルからも、受講生の皆さんと共にドイツ語の歌を聞きながら、ド

イツ語の歌詞にも直接にふれて欲しいと思います。こうした授業の中から、1年次に学

んだドイツ語の文法知事項を振り返りながら、ドイツおよびドイツ文化にも楽しく触

れ、理解を深めて欲しいと思います。
 
 今年はドイツでサッカーのワールドカップも行われます。この授業を受講して、ドイ

ツを知る絶好のチャンスにして下さい。
<授業の方法>
* 注意

 テキストはプリントを使用し、開講時に配布しますので、受講希望者は必第一回目に

出席し、このプリントを受け取ることを履修の必須条件とします。

その後は配布しませんので特に注意して下さい。




授業の詳細は開講時に相談の上決定します。各曲の作詞者、作曲者についての解説を行

い、その後、ドイツ語の歌、日本語の歌をCDで聞き比べるという形で進めていきます。

また、プリント資料を配付し、歌詞を辞書を引きながら調べる、という形態も考えてい

ます。
<成績評価の方法>
 全授業時間数15回の中、13回以上の出席を最重視します。

具体的には、出席も含めた平常の評価を50%、学期終了時のレポート提出を50%として評

価します。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
毎時間、独和辞典は必ず持参することを履修の最低条件とします。
すべてプリントを使用するので、開講時の第1回目に必ず出席し、このプリントを受け取ることを受講の条件にします。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1.  独和辞典や参考書などは開講時に教室で指示します。
<授業計画の概要>
第1 回 この授業に関するガイダンス 

第2 回 ドイツの子供の歌、日本の子供の歌(1)

第3 回 ドイツの子供の歌、日本の子供の歌(2)

第4 回 ドイツの子供の歌、日本の子供の歌(3)

第5 回 ドイツの子供の歌、日本の子供の歌(4)

第6 回 ドイツの子供の歌、日本の子供の歌(5)

第7 回 ドイツの子供の歌、日本の子供の歌(6)

第8 回 ドイツの子供の歌、日本の子供の歌(7)

第9 回 ドイツの子供の歌、日本の子供の歌(8)

第10 回 ドイツの子供の歌、日本の子供の歌(9)

第11 回 ドイツの子供の歌、日本の子供の歌(10)

第12 回 ドイツの子供の歌、日本の子供の歌(11)

第13 回 ドドイツの子供の歌、日本の子供の歌(12)

第14 回 学期終了時レポート提出

第15 回 授業全体のまとめ