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授業科目名 英語L(中級)
時間割番号 055121H
担当教員名 古家 貴雄
開講学期・曜日・時限 後期・金・III 単位数 2
<対象学生>
工学部(C・A・J)(人数制限60人)
<授業の目的および概要>
発音を徹底的に直し、正しい音の響きで表現できるように演習する。リスニングに関しては、内容把握のためのストラテジーとリエゾンについての知識の獲得に重点を置きたい。まずはリスニング技能に関するメカニズムについて学習し、その上でいろいろな演習を行っていく。音声変化の勉強、トピックス別リスニングの演習、目的別タスク、TOEICの演習。リスニングを様々な側面から取り上げてみたいと思う。
<授業の方法>
演習形式で授業を行う。まずリスニングの問題をやってもらいながら、チェックポイントの解説を行う。授業の最初には基本的な音声知覚の原理について説明する。家庭学習を要求することもある。リスニングができない理由を解説し、それぞれの弱点や問題について、それに対処する練習アプローチを紹介する。後は、授業以外にも各自訓練を積んでもらいたい。リスニングに関する動機の面も皆さんに考えてもらいたい。
<成績評価の方法>
出席を特に重視。ただし1 時間の授業に積極的に参加しない場合には出席とは認めない場合がある。授業中居眠りをしている場合には、退出してもらうことがある。授業毎にクイズと称する小テストを行う。授業中の活動状況も評価される場合がある。出席は5回以上すると単位の修得は不可能になる。授業中の参加度と出席で評価の50%、テストで評価の50%が決まる。また、出席を取った後に、無断で教室から退出した場合には、その場で単位の取得が不可能になるので、注意してもらいたい。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
とにかく1時間、1時間の授業に真剣に取り組んでもらいたい。またリスニングが上達するテクニックもいくつか示すので真面目にやって損はないと思う。授業への消極的な参加は意味がない。リスニングの技能の向上が自分にとって本当に重要かどうか各自確認してもらいたい。授業外でのリスニングトレーニングも積んでもらいたい。
<テキスト>
  1. テキストは特になし。毎時間プリントを印刷して配付する。
<参考書>
  1. 授業時に指示する。
<授業計画の概要>
1 .The Weekend 、単語のアクセントの重要性の理解
2 .Transportation 、文中のストレスの意味(日本語とはかなり異なる)
3 .Renting a Car 、リエゾン(英語の音声変化)のメカニズムの理解
4 .Parties 、同化の理解と訓練
5 .Restaurants 、音脱落の理解と訓練
6 .Shopping 、弱音形の困難さとその対処法
7 .Air Travel 、知縮の理解とその対処法
8 .Health Problems 、不完全破裂の理解とその対処法
9 .Work and Jobs 、有声化の理解ととその対処法
1 0 .Keeping Fit 、イントネーションの重要性(イントネーションの違いで
     意味が変化する) 
1 1 .Invitations 、リズム(日本語にはないリズムの理解)
1 2 .Small Talk 、数の聞き取り方、桁のとり方、その他
1 3 .Movies 、決まり文句の聞き取り。まとまった語句の理解の重要性の認識
1 4 .リスニングストラテジーについて
     ニュース、講演、日常会話などにより、聴き方のスタンスが異なることへ
の理解
1 5 .まとめ
内容把握のためのリスニングと英語の音声変化の訓
練、情報処理の速さのための訓練など多彩な演習を行
なっていく予定である。