授業科目名	あなたもオリンピック選手になれるか
時間割番号	054063
担当教員名	植屋　清見
開講学期・曜日・時限	後期・木・I	単位数	2
＜対象学生＞
全学生
＜授業の目的および概要＞
スポーツ、とりわけ競技スポーツ（その頂点にオリンピック大会がある）に興味を持ち、オリンピック大会の歴史、理念を知り、オリンピック大会に出場する為の国家的支援体制、とりわけスポーツ医科学的支援、そしてその中のバイオメカニクス的支援をバイオメカニクスとは何かを含めて理解してもらいたい。願わくば、受講生各人のスポーツへの興味・関心並びに競技力向上へのヒント（私もオリンピック選手になれるのかな！？）を得てもらいたい。
＜授業の方法＞
講義中心で行われるが、ほぼ毎回オリンピック大会、世界選手権大会、全日本選手権大会等に関係するビデオを用いる。受講生からの強い要望があれば、状況に応じて実験的な、演習的な形での測定を行う可能性もある。
＜成績評価の方法＞
基本的には1)出席（全出席を基本とし、欠席の場合は減点方式）、2)レポート、3)試験、4)授業中の活動・態度等、総合的に行う。 ＊遅刻、居眠り、私語、ノートをとらない等の態度は幾ら全出席でも単位取得は困難と考えてもらいたい。
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
１．スポーツ（オリンピック大会を含めて競技スポーツ全般）に強い興味・関心を持っている学生。２．科学的トレーニング論、技術論に興味・関心を持っている学生。3)バイオメカニクス（Biomechanics）という学問、科学を知りたいと願う学生・・・を望む。逆に、4)0．01秒、1.0cmの価値観を持たない、5)おちゃらけた、不健全な態度の学生は絶対に受講しないで頂きたい。テキストは特に指定しません。
＜テキスト＞
(未登録)
＜参考書＞
(未登録)
＜授業計画の概要＞
１回目：オリエンテーション・・・本授業の約束事の確認、授業開始時における各人の　　　　スポーツの意識や態度に関する調査 ２~４回目：オリンピックを語る~1)古代オリンピーヤードと2)近代オリンピーヤード ５~７回目：「あなたもオリンピック選手になれるかの意味」1)スポーツは素質かそれ　　　　　　とも努力か？,2)競技スポーツ論、3)P=C∫E(M)の意味等、4)一流選手の生　　　　　　き様の紹介 ８~１０回目：バイオメカニクス論~1)その定義、2)その概念、3)その導入と貢献（実　　　　　　例を含めて） １１~１３回目：科学的トレーニング論及び技術論~(1)トレーニングの1)概念、2)原　　　　　　　理、3)条件、4)実施上の諸条件、(2)科学的技術論に関して1)下手が巧くな　　　　　　ると言うこと（技術の技能化）、2)運動神経の意味、3)科学的練習法等 １４回目：授業の総括(授業終了時のスポーツに対する意識・態度得点の調査） １５回目：試験 これはあくまでも基本的な授業計画であり、受講生の理解度やリクエストによっては計画の変更や演習的・実験的なものに変更する可能性がある。