授業科目名	写真の歴史
時間割番号	054060
担当教員名	平野　千枝子
開講学期・曜日・時限	後期・月・II	単位数	2
＜対象学生＞
(指定なし)
＜授業の目的および概要＞
デジタル技術の進展により、写真の原理は過去のものになりつつある。では、写真はどのような要請によって発明され、どのように利用されたのだろうか。美術との関係を中心に、記録やジャーナリズムにおける役割にも注目して写真の歴史を振り返る。
＜授業の方法＞
講義と画像の映写。
＜成績評価の方法＞
出席および学期末レポート
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
写真の歴史を概説する、講義中心の授業です。授業計画をよく読み、全体の見通しを把握した上で受講してください。
＜テキスト＞
(未登録)
＜参考書＞
ナオミ・ローゼンブラム, 写真の歴史, 美術出版社, ISBN:4568400465 飯沢耕太郎（監修）, カラー版　世界写真史, 美術出版社, ISBN:4568400686
＜授業計画の概要＞
1　 写真の発明と社会 2　 初期写真の展開 3　 芸術と写真の関係 4　 芸術としての写真 5　 旅と自然（風景写真） 6　 社会を写す写真（ドキュメンタリー） 7　 戦争と写真　 8　 写真のモダニズム 9　 ダダ・シュルレアリスム 10　広告とファッション 11　ニュー・ドキュメンツ　（ドキュメンタリー再考） 12　人工と風景　（風景写真再考） 13　シミュレーショニズム　（広告写真再考） 14　現代のドキュメンタリーと記憶 15　複製技術／環境としての写真　　　＊進行により変更の可能性があります。