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授業科目名 | 電気電子工学の基礎 | ||
時間割番号 | 053051 | ||
担当教員名 | 斎藤 幸典 | ||
開講学期・曜日・時限 | 後期・火・V | 単位数 | 2 |
<対象学生> | |||
全学生 | |||
<授業の目的および概要> | |||
近代化された現在の日本で、明日から電気がこなくなった生活を想像できるでしょうか。或いは電気が使えなかった時代の生活スタイルに耐えられるでしょうか。身近にある家庭電化製品や自動車などには多数のマイクロコンピュータが使われています。今や電気は表面には見えないけれども私たちの生活にとって欠かせないものとなっています。電気についての基礎的な知識を修得し,安全かつ効率的に電気や家庭電化製品を利用することができるようになることは大切なことです。 この講義では,まず電気の基本的な性質を学び,電気がいかにして作られ,それが家庭まで送られてくる過程について学びます。次に,現在の情報化社会のキーデバイスとなる各種電子デバイスの基本材料である半導体についての基礎的な事項を学びます。そして半導体の性質を利用した幾つかの電子デバイスの原理や利用方法について学びます。 |
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<授業の方法> | |||
教科書を用いて講義形式で行います。 適宜、電気電子工学分野でのトピックス的な事象について視聴覚教材も利用して講義の理解度を高めるようにします。 |
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<成績評価の方法> | |||
教科書中心に講義した内容に関してその理解度を2回の試験を通して見て、総合的に6割以上理解しているかを評価します。 | |||
<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||
高等学校で学んだ数学と理科の知識があればよいように配慮します。講義に興味を持って聴き,与えられた課題をきちんとこなすことが大切です。 | |||
<テキスト> | |||
<参考書> | |||
(未登録) | |||
<授業計画の概要> | |||
1.電気の基礎的な事項 摩擦電気,クーロンの法則,オームの法則、電磁誘導の法則 2.電気を作る、 発電の原理,発電機の仕組み,水力発電,水車、火力発電所,熱サイクル,蒸気タービン, 3、電気を送る 交流と直流,直流電力,交流の力率,交流電力 4.電子工学の基礎 電子とは、真空中の電子の運動、気体中の電子の運動、固体中の電子の運動 5、半導体の種類と性質 半導体材料、半導体の電気伝導、半導体の性質 6、いろいろな半導体素子 ダイオード、トランジスタ、電界効果トランジスタ、光半導体素子 7、簡単な電子回路 増幅回路、発振回路 |