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授業科目名 | 住まいの地方性 | ||
時間割番号 | 052050 | ||
担当教員名 | 田中 勝 | ||
開講学期・曜日・時限 | 前期・火・I | 単位数 | 2 |
<対象学生> | |||
全学生対象 | |||
<授業の目的および概要> | |||
日本の住まいは気候・風土、歴史、文化、地域の生活様式等と深く関わりあっている。また伝統的な住まいは良好な町並みや景観を形づくってきた。この授業では日本各地の多様な住まいを取り上げ、材料・構法、間取り、空間構成、住宅規模・水準、外観デザイン、住み方等にみる地方性・地域性の実態とその形成要因について解説する。 人間生活の基盤となる住まいに関する基礎的知識を身につけ、地域の住文化を理解し、快適で魅力ある住まい・まちづくりに主体的に関わっていくための資質や能力を養う。 |
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<授業の方法> | |||
授業はVTRやパワーポイント等を用いながら講義形式で進める。VTRの感想や演習課題レポート(フィールドワークや統計分析等)を課すことがある。 | |||
<成績評価の方法> | |||
以下の1~4の成績により総合的に評価する。 1.出席状況 10% 3.ノートや授業レポート等の提出物 30% 4.最終試験(レポートに代えることが多い) 50% 5.基本方針 授業への取り組みや理解度を出席状況、ノート、課題レポート等で把握する。最終レポートでは、授業で得た知識をもとに、出身地や自らの住む地域の住まいの特徴や課題等を具体的に調査し、取りまとめる(レポート課題は変更することもありえる)。内容に加えて、多くの資料を吟味し、自分の頭で考え、図表等を用いて分かりやすく伝える工夫がなされているか、という観点からも評価する。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||
建築、住宅、都市計画に興味のある学生を歓迎します。授業を通して、故郷や山梨の住まいについて理解を深めてほしい。 授業中に、授業に関係のないことをしている学生は退出してもらうことがあります。 |
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<テキスト> | |||
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<参考書> | |||
<授業計画の概要> | |||
1.住まいの地方性・地域性とは何か。 2.日本の住宅事情(1)〔住まいのキーナンバーから日本の住宅事情を読み解く〕 3.日本の住宅事情(2)〔住まいのキーナンバーから地域の住宅事情を読み解く〕 4.地域の住まいと住生活(1)〔代表的な地域の住まいの特徴を知る〕 5.地域の住まいと住生活(2)〔代表的な地域の住まいの特徴を知る〕 6.地域の住まいと住生活(3)〔代表的な地域の住まいの特徴を知る〕 7.住宅構法・材料〔多様な構法の長所・短所と地域との関わり〕 8.住宅平面(1)〔間取り図が読めるようにする〕 9.住宅平面(2)〔間取り図から時代や住生活を理解できるようにする〕 10.住み方調査〔住み方調査とは何か、その必要性と事例紹介〕 11.住宅政策と都市計画〔住宅政策とは何か、都市計画との関わり〕 12.良好なまちなみ・景観の形成〔伝建地区などの取り組みと事例紹介〕 13.山梨の住まい〔山梨の住まいやまちにはどのような特徴があるか〕 14.地域に根ざした住まいづくり〔山梨の風土に根ざした住まいづくりのポイント〕 15.民家再生と住文化〔古民家再生の意義と事例を紹介〕 なお講義は、受講学生数等によって内容を変更したり、入れ替えることがあります。 |