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授業科目名 現代の社会変動
時間割番号 052005
担当教員名 三重野 卓
開講学期・曜日・時限 後期・木・I 単位数 2
<対象学生>
全学生対象
<授業の目的および概要>
本講義の目的は、現代社会学理論について、マクロ社会学の視点から分析し、現代社会
における社会変動の実際を「、、、、化」現象(ゼーション現象)の視点から明らかに
することにある。社会現象について問題意識を深めてもらいたいと願っている。
<授業の方法>
授業は、講義形式で行う。受身で授業を聴講するのではなく、それを素材として、考え
るようにして欲しい。
<成績評価の方法>
成績評価について、レポートによるか、試験によるか、学生諸君の受講態度を見ながら、最終的に決定する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
授業は、さぼらず出席すること。広い問題意識をもつこと。日頃から、ニュース、報道
、事件に注目し、授業で扱う理論がどう適用可能か、各自考えてもらいたい。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1 .2 .マクロ社会学の理論
社会システムの概念、方法論的個人主義と方法
論的集合主義の考え方などを明らかにする。とり
わけ、構造と機能の考え方について詳細に検討す
る。
3 .4 .5 .産業化と脱工業化
資本主義化と産業化の概念の差異に着目し
ながら、近代経済の成長の考え方を示す。さ
らに、ダニエル・ベルやトフラーの理論に焦
点を合わせながら、脱工業化社会の現在を示
す。
6 .7 .8 .都市化と生活様式
産業化に付随する現代社会の都市化につい
て明らかにし、とりわけ、都市における公共
施設の整備効果の測定方法を示す。それを踏
まえて、都市的生活様式について明らかにす
る。
9 .1 0 .官僚制化と環境適応
とりわけ、ウェーバーの官僚制の概念に着目
し、さらに、組織の機械的管理システムと有機的
管理システムの考え方に言及する。それを踏まえ
て、組織の環境適応理論について、詳細に検討す
る。
1 1 .12 .階層化の実際
流動化のひとつとして、階層問題に着目し、そ
の論理構成を明確にする。それを踏まえて、今後
の階層のあり方について考察する。
1 3 .14 .15 .情報化と「生活の質」
情報、情報化の概念を明らかにし、情報の
過剰負担状況における「生活の質」の意味を
考える。