授業科目名	美術の見方・考え方（本年度非開講）
時間割番号	051024
担当教員名	井上　正作
開講学期・曜日・時限	後期・金・III	単位数	2
＜対象学生＞
全学年対象
＜授業の目的および概要＞
東西の美術現象、特に１９世紀以降の古典主義、浪漫主義、現実主義、印象主義、分離派、表現主義、構成主義、キュビスム、未来派、オルフィスム、新造形主義、バウハウス、ダダ、シュルレアリスム等に関する作品の鑑賞と表現を通じて、新しい美術の見方・考え方を追求します。
＜授業の方法＞
講義、演習、文献調査、フィールド・ワーク、ディスカッション（インタラクティブなコミュニケーション）、論文・レポート作成によります。
＜成績評価の方法＞
評価の前提として、全授業日数の７ 割以上の出席が必要です。事前の届け出があれば配慮します。研究成果については、鑑賞カード３０ ％、論文・レポート３０ ％、テスト３０％、意欲的な主体的取組み・出席状況１０ ％で評価を行ないます。
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
美術の見方・考え方とは、自分の美学そのものです。授業における学習・研究をもとに、努めて本物の作品と出会い対話する努力をして欲しく思います。
＜テキスト＞
(未登録)
＜参考書＞
ISBN:462200108X, (『芸術の意味』H ・Read 著、みすず書房刊。『西洋美術史』『日本美術史』『デザイン史』以上総て美術出版社刊)
＜授業計画の概要＞
近・現代美術に関わる理論の学習・研究をもとに、およそ次のような順序で進めます。それぞれの内容に関わる作品の制作を行うこともあります。 １ ．授業の目標・内容・日程の理解。美術の様式・系統図・年表等資料配布、時代を画した 美術作品の理解と鑑賞。 ２ ．印象主義以前、印象主義、新印象主義、後期印象主義の作品の理解と鑑賞、鑑賞カード記述。 ３ ．ナビ派の作品の理解と鑑賞、鑑賞カード記述。 ４ ．キュビスム、未来派、ピューリスムの作品の理解と鑑賞、鑑賞カード記述。 ５ ．ドイツ表現主義の作品の理解と鑑賞、鑑賞カード記述。 ６ ．バウハウスの理解と鑑賞、鑑賞カード記述。 ７ ．ダダイスムの理解と鑑賞、鑑賞カード記述。 ８ ．シュルレアリスムの理解と鑑賞、鑑賞カード記述 ９ ．抽象表現主義の理解と鑑賞、鑑賞カード記述。 １０ ．コンセプチュアル・アート、ミニマリスムの理解と鑑賞、鑑賞カード記述。 １１ ．ウィーン幻想派の理解と鑑賞、鑑賞カードの記述。 １２ ．エイブルアート、プリミティヴィズムの理解と鑑賞、鑑賞カード記述。 １３ ．アクション・ペインティング、パフォーマンス、インスタレーションの理解と鑑賞、鑑賞カード記述。 １４ ．新しい写真表現の理解と鑑賞、鑑賞カードの記述。 １５ ．研究発表、討論。