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授業科目名 | 日本文学作品論II | ||
時間割番号 | 051003 | ||
担当教員名 | 中丸 宣明 | ||
開講学期・曜日・時限 | 後期・木・I | 単位数 | 2 |
<対象学生> | |||
全学生対象 | |||
<授業の目的および概要> | |||
近代文学と演劇 現在、ひとつの「物語」がさまざまなメディアのなかでかたちを変え、さまざまに享受されている。メディアミックスという現象である。一つの小説が映画化され、その人気が高まるとTVドラマとなり、漫画化などもされ、そのキャラクターは食品や文具の意匠を飾り、服飾などファッションへの影響もまた少なくない。こういった現象は、メディアの多様に発達した現代に特有な文化現象のように映る。しかし、近代文化のなかで、すでに江戸期に形成し明治期に完成したいた文化現象なのである。本講義では二十世紀初頭に出来した、小説の劇化の問題を中心にとりあげ、現代にもつながる問題としてメディアミックスという現象を考えてみたい。 |
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<授業の方法> | |||
講義による。ビデオなどを用いてより理解を深める授業形態を考えている。テキストなどは特に定めず。教室にて適宜目を読むべき作品を指示する。 | |||
<成績評価の方法> | |||
レポート、筆記試験を課し、出席を加味して下す。点数配分については、受講者の成績を見て塩梅する。 | |||
<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||
自ら考える姿勢を持つ学生の受講を期待する。明治期の文献を読むことになるので、それなりの言語能力が必要である。また、映画や演劇を見たり、本を読むことに興味を持てない人は受講しないことが得策であろう。ビデオ鑑賞などもあるので、「まじめ」な受講態度が要求される。 | |||
<テキスト> | |||
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<参考書> | |||
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<授業計画の概要> | |||
1、 オリエンテーション 2、近代文化とメディア1 3、 〃 2 4、江戸・明治・大正期の文学とメディア1 5、 〃 2 6、 〃 3 7、メディア革命時代の演劇と文学 各論1 8、 〃 2 9、 〃 3 10、 〃 4 11、 〃 5 12、 〃 6 13、 〃 7 14、まとめ |