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授業科目名 日本文学環境論
時間割番号 051001
担当教員名 橋本 朝生
開講学期・曜日・時限 前期・水・II 単位数 2
<対象学生>
全学生対象
<授業の目的および概要>
能・狂言の台本を読む。能は世阿弥の代表作である〈高砂〉〈井筒〉、狂言は〈附子〉を読み、素材となった古典からの形成のされ方やその達成を考える。さらに山梨に伝わる伝説とかかわる能〈鵜飼〉、狂言〈蟹山伏〉を読み、文学が発生する環境を考える。
<授業の方法>
講義。受講者に朗読してもらい、理解を確認しながら読み進める。
<成績評価の方法>
4.試験 80% 出席状況 20%
5.理解度を評価するために論述式試験を行う。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
能・狂言は舞台芸能であり、耳で聞いて理解できるものであり、読解は困難ではない。
<テキスト>
  1. 開講時にブリントを配布する。
<参考書>
  1. 能・狂言必携, 学燈社, ISBN:4312005389
<授業計画の概要>
1    能・狂言について
2~4  能〈高砂〉を読む
5~6  狂言〈附子〉を読む
7~9  能〈井筒〉を読む
10~11  狂言〈蟹山伏〉を読む
12~13  能〈鵜飼〉を読む
14    文学発生の環境について