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授業科目名 | 英語B | ||
時間割番号 | 050202 M | ||
担当教員名 | 古家 貴雄 | ||
開講学期・曜日・時限 | 後期・木・II | 単位数 | 2 |
<対象学生> | |||
工学部(M) | |||
<授業の目的および概要> | |||
リーディングと語彙の総合的演習を通して、主に英語の理解力を育成することを授業の目的とする。さらに語彙力を増強したり、文章の意味理解のためのストラテジーに関する能力も高めていきたい。リーディングとしては、訳読式な読みはやらず、トップダウン・アプローチによる概要把握を目的とする読みを実践する。ある程度長い文章を読んで、全体として何を言わんとするか、内容の再構成を積極的に行ってもらいたい。テキストの背景知識を利用する技術についても取り上げてみたい。 | |||
<授業の方法> | |||
演習形式で授業を進める。最初の1時間はリーディング活動で、実際にその場でテキストを読んでもらう。よって、この授業は予習を前提とはしない。その後、内容把握問題に答えてもらう。内容把握の後に文章の要旨を書いてもらうこともある。最後の30分は、読みのストラテジーや語彙習得に関する演習を行う。英語の様々な分野のスキルを伸ばしてもらいたい。読みについては自分のレベルに合わせて語彙脚注などを利用してもらいたい。 | |||
<成績評価の方法> | |||
出席重視。ある一定以上休むと単位は取得できない。5回欠席以上で単位の修得は無理になる。学期の最後にテストを行う。出席とテストのバランスで各個人の成績が決定される。出席、ならびに授業への貢献度で50%、テストで50%を評価する。なお、仮に出席していたとしても、居眠りをしていたり、参加が消極的な場合には出席と認めないことがある。また、出席を取った後に無断で教室を退出した場合には、その場で単位の取得が不可能になるので、注意してほしい。 | |||
<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||
1時間、1時間の授業に真剣に取り組んでもらいたい。あくまで内容重視を目的とするので、訳はなるべくしないようにしたい。自分のレベルを把握して、それによって、読みの時に利用する脚注やヒントを各自選択してもらいたい。復習は各自、きちんとやっておいてもらいたい。 | |||
<テキスト> | |||
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<参考書> | |||
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<授業計画の概要> | |||
1 .リーディング・ストラテジーについて 読みの方略の理解と実践 2 .文化的な違い−アメリカとブラジル− 遅れることへの異文化理解 3 .ライフスタイルの変化と食生活 アメリカの食習慣の変化の理解 4 .悪夢への対処の仕方 良い夢を見るための方法の理解 5 .言語は絶えず話し言葉か? 手話の子供と話し言語の子供の言語発達に違いはあるのかどうかの理解 6 .孤独の種類 孤独のタイプと治療法の理解 7 .介護時代 介護される者の心理状態の理解 8 .アメリカの司法制度について アメリカの陪審員制度の理解 9 .目撃証言の信頼性 目撃証言の長所と短所の理解 1 0 .死刑制度の是非 死刑制度の賛成論、反対論の比較 1 1 .エジプトの遺跡保存 エジプト人の遺跡保存方法の理解 1 2 .火星と生物 火星における生物存在の可能性の理解 1 3 .語彙習得について 語彙習得のメカニズムの習得 1 4 .英文読解アプローチについて 読解における注意点の理解 1 5 .リーディングの勉強の効果的方法 背景知識の使い方などの議論 以上の内容の他に毎時間、英単語増殖のための活動などを行う予定である。 |