山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ |
授業科目名 | 総合科目・「環境問題」という問題 | ||
時間割番号 | 050106 | ||
担当教員名 | 御園生 拓/片谷 教孝/高橋 智子/北村 眞一/河野 憲/藤谷 秀 | ||
開講学期・曜日・時限 | 後期・水・II | 単位数 | 2 |
<対象学生> | |||
3 年次以上の学生に限る。 | |||
<授業の目的および概要> | |||
いわゆる「環境問題」は、私たちの未来に重くのしかかっている。解決の糸口さえなかなか見えてこない「環境問題」とは、そもそもどのようなものなのだろうか。この講義は、科学~技術~哲学~宗教にわたるいろいろな視点から「環境問題」というものの本質を問おうという試みである。 | |||
<授業の方法> | |||
以下の6名の講師が、各2週ずつを使ってそれぞれの立場からの問題提起を行い、最後にパネルディスカッションによって共通理解を目指す。 | |||
<成績評価の方法> | |||
各回のリアクションペーパーと,各自興味を持ったテーマに関するレポートによって評価を行う。 | |||
<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||
受講者の自主性を重んじ、授業への積極的な参加を期待します. 講義に関する質問などはみそのうまで. mist@ccn.yamanashi.ac.jp |
|||
<テキスト> | |||
|
|||
<参考書> | |||
<授業計画の概要> | |||
みそのう(生物学)生命の本質から見る「環境問題」 1.はじめに~生物としての私たちと環境問題 2.ではどうしよう~考え方の方向 片谷(環境システム工学)科学技術と人間の幸福 1.環境問題と科学技術のつながり 2.技術屋の目で見た環境保護論のウソとホント 高橋(科学論)環境はいつどこでだれが「問題」にするのか 1.ダイオキシン問題はいつ「環境問題」になったのか 2.公害問題から「環境問題」へ−公害は終わったのか 北村(景観・都市工学)都市の持つ意味とその行方 1.都市の持つ意味 2.都市文明の行方 藤谷(倫理学)環境問題の倫理−価値の意味と意義 1.環境倫理問題 2.価値の意味付け 河野(仏教)仏教の世界観−「欲」と「環境問題」 1.欲望の構造 2.仏の心とは パネルディスカッション(全員で問題を再確認する) という流れにより、我々は今何をなすべきかを考える。 詳細は http://anzu.js.yamanashi.ac.jp/~mist/lecture/problem.html 参照のこと。 |