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授業科目名
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眼科学 実習
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担当教員
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飯島 裕幸
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時間割番号
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単位数
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履修年次
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期別
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M006335 | 1 | 5 | 通期 | |||
[学習目標] | ||||||
一般学習目標(GIO): 視機能回復,保持を目的とする眼科診療への理解を深め,視覚障害に対して十分な配慮のできる医師となるために,眼科における医療面接法,基本的眼科検査法を体験し,病態理解を深め,鑑別診断,治療法の選択など実地診療における問題解決能力を身につける。 学習行動目標(SBO): 1.回診および病棟カンファレンスにおいて患者さんの問題点を述べ,ディスカッションに参加する。 2.病棟および外来患者さんに対し礼儀正しく正確な病歴を聴取できる。 3.眼科基本検査手技(視力屈折測定,細隙燈顕微鏡検査,眼底検査,眼圧検査)を実施できる。 4.視野検査,隅角検査,蛍光眼底検査,角膜内皮細胞検査,超音波検査について,手技,理論,結果の解釈を述べることができる。 5.眼科主要疾患(白内障,緑内障,網膜剥離,糖尿病網膜症,角膜潰瘍,視神経炎)について,病態,診断法,治療法を説明できる。 6.代表的疾患の眼底写真,前眼部写真について異常所見を指摘できる。 7.眼球の解剖学的構造の理解を深め,眼科主要疾患の病態との関連を理解する。 8.眼科手術における局所麻酔法と白内障,緑内障,硝子体手術の手技とメカニズムを説明できる。 9.レーザー治療の奏功機序を述べ,適応疾患を列挙できる。 |
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[授業計画] | ||||||
実習スケジュールの詳細は手引きを参照すること。 集合時間・集合場所 月 :6F西病棟,眼科診察室8:20 火 :中央手術室,2室8:30 水,金:6F西病棟,眼科診察室8:30 木 :(手術グループ)中央手術室,2室8:30 木 :(専門外来グループ)眼科外来5番診察室9:30 注意事項 1 患者に不快を与えぬよう言動,服装に注意すること。 2 患者のプライバシーを尊重すること。 3 時間厳守のこと。 4 臨床実習にあたっては眼科学の基礎的知識が不可欠であるので,実習開始までに眼球の解剖,生理学,生化学,薬理学的事項を 教科書,ノートにて十分マスターしてくること。 5 外来などでは見学の時間が長いが,漠然と診察風景を眺めているだけでは実習の効果は上がらない。 眼科医が何を考えて,患者さんに尋ねているのか,またモニター画面にうつる画像のどこが問題なのか,などを自分なりに考えていくことが重要。 指導医がすべてを説明してくれる訳ではない。疑問点については,タイミングをみて,積極的に質問すること。 |
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[評価方法] | ||||||
入院患者を学生1人に1人ずつ割り当てるので,その経過,問題点をレポートにまとめ翌週月曜日までに提出する。また最終日には,教授または講師が口頭試問を行う。これ以外に助手以上の各指導教官が適宜質問を行い,個々に学生の態度,知識,技能,熱意,問題解決能力等について5段階評価を行う。病棟回診やカンファレンスでは眼科独自の略語でディスカッションが行われるので,これを理解していないと訳がわからない。以下に代表的な略語を解説しているので,月曜の回診までに通読して理解してくること。最終日の口頭試問にて受け持ち患者の疾患についての理解が不足していたり,手術手順などが理解できていない場合は不合格となる。 | ||||||
[教科書] | ||||||
(未登録) | ||||||
[参考書] | ||||||
(未登録) |