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授業科目名
チュートリアル・コース3 消化器
担当教員
榎本 信幸
時間割番号
単位数
履修年次
期別
M005533 6 3 後期
[学習目標]
このコースの一般目的(GIO):
 消化器系(咽喉,口腔を含む)の正常構造と機能を理解し、主な消化器系疾患の病態生理、原因、症候、診断と治療を学ぶ。
このコースの到達目標(SBOs):
 コースガイドを参照すること。
[授業計画]
【授業計画】
コースの期間
 コースは2006/11/20(月)から2006/1/19(金)までの6週間です。
コースの内容
 コース3における学習は、消化器領域の基礎医学および臨床医学の講義と代表的な疾患をテーマとしたシナリオに基づくグループ学習からなります。
 講義では知識レベルの習得を、グループ学習では実際の診療で求められる問題解決能力やコミュニケーション能力を養うことを意図しています。
 講義とグループ学習は、互いに関わり合いながら進行することで、効率的な学習効果をあげることが可能となります。
 しかし、短期間で、広範な領域の学習が求められますので、授業時間以外にも各自の自発的な学習が不可欠です。
 コース期間中には、チュートリアル、講義とともに病理実習も行われます。
グループ学習の内容と方法
 学習方法については、グループ学習の手引きを参照して下さい。
 実際のチュ−トリアルは、チューターの指示のもと、学生主体に進行します。
 抽出された課題について、図書館、インターネット、教科書等を利用して調べ、レポートを提出してもらいます。
 上記の手段で調べきれない内容については、予め決められている該当科の担当者に相談して下さい。
[評価方法]
 以下のすべての項目が、それぞれの目標の60%に達することで単位認定を行います。
 目標に達しない項目がある場合には、補習、レポート提出、追試、あるいは不合格となる場合もあります。
 1.グループ学習の評価
  グループ内の活動と議論に積極的に参加し、互いに教育し合って理解を深めようとしているかを評価します。
  シナリオから得られた所見、データを批判的・論理的に検討を行っているかも評価の対象となります。
  グループ学習を欠席すると、その回の評価は0点となります。
 2.PBLレポート評価
  提出されたレポートは、チューターにより採点され、成績判定の対象となります。
 3.筆記試験
  終了時に、コース3全領域にわたる試験を行い、知識レベルでの到達度を評価します。
 4.講義出席
  コース3終了時には、CBTや臨床実習に必要な知識レベルへの到達が求められます。
  講義は知識を効率よく吸収し、整理する上で極めて重要です。
  コースの成績判定に於いても、学生の基本的な学習姿勢を表す指標として重視します。
[教科書]
  1. ハリソン内科学, メディカル・サイエンス・インターナショナル, ISBN:4895924351
  2. 内科学, 朝倉書店, ISBN:4254322038
  3. 内科学, 文光堂, ISBN:4830612894
  4. Surgery of the Alimentary tract, Sauders, ISBN:0721682049
  5. Text外科学, 南山堂, ISBN:4525300620
  6. 肝臓病学, 医学書院, ISBN:4260109332
  7. The Exocrine Pancreas, Raven Press, ISBN:0881671541
  8. 胆道形成異常の臨床, 金原出版, ISBN:4307201744
  9. 胃と腸ハンドブック, 医学書院, ISBN:426010814X
  10. 直腸肛門の外科, 医学書院, ISBN:426012188X
  11. Otolaryngology Head & Neck Surgery,Vol.1~5,Cummings編, Mosby
  12. 21世紀耳鼻咽喉科領域の臨床:CLIENT21,Vol.1~21, 中山書店
  13. 新図説 耳鼻咽喉科・頭頸部外科講座,Vol.1~5, メディカルレビュー社
[参考書]
(未登録)