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授業科目名
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分子細胞生物学
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担当教員
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平 敬宏
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時間割番号
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単位数
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履修年次
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期別
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M000071 | 2 | 1 | 通期 | |||
[学習目標] | ||||||
生物における、最小基本単位は細胞である。細胞は、外界から低分子化合物を吸収し、それからエネルギーを獲得およびタンパク質など生体高分子化合物を合成する事で、自己複製能力を持つ。自己複製能力とは、生命体としての必須条件であり、さらにヒトを代表とする高等多細胞生物では、基本単位である細胞の機能は、細胞間相互作用や、外界からの刺激に応じて、形態や機能の異なる組織・器官へ分化し、多様な生命体が形成されてきた。 生命現象は、近年の生物化学、生物物理学の進歩により生体内での化学反応・物理反応として証明され、多くの化学物質(分子)が化学反応することで、生命活動を支えている事が明らかにされている。しかしながら、生命活動の異常である疾患の原因など未解明な課題も多く残されている。 授業では、ヒトを代表とした高等動物の生命活動の基本を化学物質(分子)、細胞、組織、生物個体と段階ごとに理解し、基礎医学・臨床医学を学ぶ上で基本となる生物学的知識の修得を目標とする。 |
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[授業計画] | ||||||
授業計画 1、 生命の基本単位としての細胞 生命とは 生体を構成する分子 2、 細胞の構造 細胞膜、 細胞内小器官(オルガネラ) 核 細胞骨格 3、 生体分子反応とエネルギー代謝 酵素 補酵素 エネルギー生産と代謝 4、 生命の継続 生殖と減数分裂 配偶子形成と受精 卵から個体へ(発生) 遺伝学の基礎 5、 遺伝子とDNA(1) DNAの発見 核酸の構造と性質 DNA複製 セントラルドグマ 6、 遺伝子とDNA(2) 遺伝子発現 原核生物 真核生物 ウイルス 翻訳 分子、遺伝暗号、機構 翻訳後修飾およびタンパク質の安定性・分解 7、細胞増殖の調節 細胞増殖 細胞分裂(細胞周期) 細胞の癌化 細胞の死(アポトーシス) 細胞の寿命 8、生体防御システム 免疫反応系 小胞体ストレス DNA損傷 9、遺伝子工学 技術的背景 酵素、ベクター ライブラリーとクローニング Polymerase Chain Reaction 基本的手技 10、機能解析・応用 生殖工学 発生工学 植物の遺伝子改変技術 食料増産と機能性食物 物質生産 11、ゲノム 染色体とクロマチン ゲノム解読 遺伝子診断とテーラメイド医療 遺伝子治療 Genome-based drug design 12、疾患の分生物学 がん、老化、 糖尿病、肥満、 神経変成疾患(アルツハイマー病、パーキンソン病) 13、ウイルス 発見への経緯 分子生物学のモデルシステムとしてウイルス リガンドとリセプター 増殖 淘汰と進化(変異) その他 14、自由課題と討論 特に、教科書は指定しないが、 ISBN 4-524-23927-8 B., Albert他著 「Essential 細胞生物学 原書第二版」 南光堂 を用意すると履修上の参考となる。 |
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[評価方法] | ||||||
1,出席率(正当な理由なく出席率6割以下の者の期末試験受験を認めない) 2,講義中数回の小テスト、 3,期末試験、 4,長期休暇中の課題レポート、 5,自由発表の発表及び質問 以上を総合して評価する。 |
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[教科書] | ||||||
(未登録) | ||||||
[参考書] | ||||||
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