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授業科目名
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循環動態学概論
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担当教員
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三枝 岳志/杉山 篤/樫本 温/松川 隆
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時間割番号
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単位数
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履修年次
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期別
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412010 B | 2 | 1 | 前期 | |||
[学習目標] | ||||||
心・血管系の制御機構、ならびに様々な環境変化が、心・血管系にどのような影響を与えるかを理解する為に必要な知識や技術について、基本的な概論講義を行う。(オムニバス方式)(寺田信幸助教授)循環調節系は様々な環境変化に応じ、心・血管系を維持している。心血行動態に影響を及ぼす環境因子には、重力・気圧・光・温度などがある。ここでは、循環調節の仕組みを概説した後、環境因子と循環調節機能について実験データをまじえ講義する。(三枝岳志講師)心血管機能を調節する自律神経の中枢について概説する。特に,心血管機能調節の基本である血圧反射弓,及びこれを修飾する神経性および液性入力について最新の知見を紹介する。(橋本敬太郎教授)成人での死亡の三大原因のうちの一つを占める循環器疾患は、現代の医療の進歩をもっても死亡率は減少しないが、遺伝子の影響から循環動態の変化までを概説し、今後の医療の発展を担う研究者として必要な知識、実験手法を理解できるようにする。不整脈の発生機序を電気生理学的に理解するとともに、分子レベルでの機能異常、それを修正する薬物を含めた治療法を概説する。循環器疾患の病態モデルの種類、作成法、モデルとしての妥当性を理解出来るようにする。心不全、不整脈、高血圧を対象にする。(杉山篤助教授)心筋梗塞、心不全、脳卒中の主要な危険因子である高血圧と動脈硬化に対する治療薬のメカニズムに関して概論講義を行う。分子生物学や遣伝子工学の手法を用いた研究の最近の目覚ましい進展は薬物作用の新たな解明に貢献している。この点を踏まえた視点で、薬物治療法を概説する。(熊澤光生教授)交感神経、副交感神経による循環制御機構を概説する。特に血管収縮・弛緩制御、心収縮力制御、心拍数制御を解説する。(樫本温助教授)循環作動薬が、交感神経、副交感神経、あるいはホルモン、内分泌に関連して、循環制御を行う仕組みを概説する。(松川隆助教授)周術期(術前・術中・術後)の体温変化により循環動態も大きな影響を受ける。体温低下に伴う末梢血管収縮は後負荷を増加させ、心血管障害を持つ患者の状態を悪化させる可能性が考えられる。こういった周術期の循環動態の変化と体温変化との関係について、(1)第二外科、(2)麻酔科、(3)総合分析実験センターの各教官と協力して講義を行う。 | ||||||
[授業計画] | ||||||
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[評価方法] | ||||||
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[教科書] | ||||||
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[参考書] | ||||||
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