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授業科目名
担当教官
プログラム言語及び実習I
島崎 洋一/横田 公子
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
256121 3 J 1 後期 III~IV
[概要]
 本講義では,インターネットの発展を担ってきたオペレーティングシステム(UNIX)の基礎を修得する.具体的には,テキストエディタ(Xemacs)によるホームページ(HTML)の作成とUNIXコマンドの利用を取り扱う.到達目標は,HTMLを用いて,自由自在に情報発信を行うことである.UNIXコマンドの使い方を通じて,GUI(Graphic User Interface)とCUI(Character User Interface) の特徴を理解する.
 さらに,コンピュータを計算道具として利用する上で,アルゴリズムの概念は不可欠である.アルゴリズムとは,ある目的を実現するために必要な作業手順を明確に述べたものである.アルゴリズムをコンピュータに理解させるためにはプログラム言語が必要となる.現在,プログラム言語の中で最も広範囲に利用されているC言語に焦点をあて,順次処理,分岐処理,繰り返し処理についてプログラム作成を行う.
[具体的な達成目標]
 演習を通じて,HTMLによる情報発信,初級プログラミングを理解する.
[必要知識・準備]
 特に,必要な知識はない.
 本講義は,特定のアプリケーションなどの使い方を教育する目的ではなく,大学生活で必須となるコンピューティングの在り方について扱っていく.したがって,入学以前に得た知識に固執することなく,柔軟な思考と試行を心がけてほしい.
[評価基準]
 課題提出(6割:電子メイルとホームページを活用)
 オンライン試験(4割:制限時間内にプログラミングを行う)
[教科書]
  1. 柴田望洋, 明解C言語入門編, ソフトバンク, ISBN:4-7973-1151-7
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
1. イントロダクション
2. ホームページの作成(HTML言語の基本文法)
3. ホームページの作成(ハイパーリンク)
4. ホームページの作成(カスケーディングスタイルシート)
5. UNIXの基本コマンド(ファイル操作,テキスト処理,正規表現)
6. UNIXのコマンド(アクセス権設定,プロセス管理)
7. UNIXのコマンド(ネットワークコマンド,圧縮と復元)
8. C言語のプログラム作成とコンパイル
9. C言語(演算と型)
10. C言語(分岐文)
11. C言語(繰り返し文)
12. C言語(配列)
13. アルゴリズムとフローチャート(乱数の利用)
14. まとめ
[教育方法]
 演習の説明と課題の提出の繰り返し
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)