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授業科目名 | 英語教育研究法 | ||
時間割番号 | 163956 | ||
担当教官名 | 田中 武夫 | ||
開講学期・曜日・時限 | 後期・木・III | 単位数 | 2 |
<対象学生> | |||
(指定なし) | |||
<授業の目的および概要> | |||
本講座の目的は、英語教育に関する重要な論点を深く掘り下げて、その論点に関するこれまでの知見や議論を考察し、英語教育に関する諸問題を今後自分の力で研究していく力を育成すると同時に、英語教育における自分自身の指導理念や指導方法を構築することのできる力の育成を目指す。そこで、英語教育の現時点での重要課題のひとつを研究テーマとして取り上げる。今回は、リスニング指導と評価に焦点を絞り、このテーマに関してどのようなことが明らかになっているのか、どのようなことが議論されてきたのか、あるいはどのようなことを今後研究していく必要があるのかなどの研究課題の構想から、研究計画、実施、分析など研究のプロセスを概観する。 | |||
<授業の方法> | |||
この授業で行うこと ・配布資料を読んで内容を確認する→リスニング指導の特徴を理解する ・前もって与えられた質問に答え討論する→リスニング指導の本質に関する理解を深める ・与えられた課題をもとに研究課題を考え発表する→指導上の課題とその解決策を具体的に考察する 輪読形式ではなく、配布資料を基礎にその内容に対する議論形式で行う。まず、資料内のキーワードおよび重要概念の理解度を確認する。授業中の議論を深めるために、資料に直接的・間接的な質問を前もって授業で提示し、それに答える簡単なレポートを書いてもらう。それに基づき授業内での議論を行うことにする。本書で述べられている事柄が、どのようにリスニング指導の本質と関連しているのか、どのような問題を提起しているのか、どのように授業に応用できるかについての研究の論点になるべき事柄を中心に議論を深める。 |
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<成績評価の方法> | |||
出席および授業中の議論への参加 25% 授業において出される課題の提出状況 25% 期末レポート 50% 期末レポートは、本講座で出てきたリーディング指導における重要概念が前もって提示され、その中からテーマを一つを選択し、自分自身のことばで、その分野の研究課題を論述する形式の予定。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||
英語教師になってからは英語授業だけでなく生徒指導など多忙な教師生活を送ることになります。英語授業の方法を深く考えたり、指導の本質を問い自分の指導を省みたりする時間をとることが難しくなります。英語授業に関する課題を自分の力で解決する力を身につけてることはとても大切です。本講座では、英語教育における一つの課題を取り上げ、その課題を通して、受講生とともに、英語教師にとって、何が重要で、何を考えなければいけないのかを議論しながら、英語教育研究に興味をもつきっかけをつくってもらたいと思います。卒論や修論のように、一つのテーマを深く掘り下げることのできる力こそが、英語教育に関する他の諸課題をも解決できる力であると考えています。 | |||
<テキスト> | |||
<参考書> | |||
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<授業計画の概要> | |||
1. 英語教育研究とは(研究テーマの選び方) 3. リスニング指導の議論とは 4. リスニング力とは1 5. リスニング力とは2 6. リスニングのメカニズム1 7. リスニングのメカニズム2 8. リスニング指導の重要さ1 9. リスニング指導の重要さ2 10. リスニングの指導のあり方1 11. リスニングの指導のあり方2 12. リスニング教材1 13. リスニング教材2 14. リスニング力の評価1 15. リスニング力の評価2 |