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授業科目名 英語教育教材・教具論
時間割番号 163953
担当教官名 杉田 由仁
開講学期・曜日・時限 後期・火・III 単位数 2
<対象学生>
教育人間科学部
<授業の目的および概要>
中等英語科教育法などで学んだ,英語授業の目的・指導方法・評価方法などから得た知識を教材作成に応用する能力を育成する。教材作成のための基本原理を学び、中学校の教科書を題材として演習し、言語活動の組織化の方法に習熟することを目的とする。
<授業の方法>
授業の前半では、教材化の方法について概要説明を行う。後半は、講義内容について参加者を中心としたディスカッションおよびワークショップを行う。また、指定された中学校教科書の題材をもとに教材化・言語活動の組織化の方法についてプリゼンテーションを行う。参加者全員による言語活動の評価を行い、以後の教材作成に向け参考にする。
<成績評価の方法>
出席状況と教材作成・プリゼンテーションをもとに評価を行う。最終的に教材作成の反省を含めたレポートを課す。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
授業では、概要説明に基づいたディスカッションを通して、自分の教材観を練り上げていくことを重視したい。そのための「予習」として、参考文献を読み、疑問点を明らかにして授業に臨んで欲しい。
<テキスト>
  1. New Horizon English Course Book1, 2, 3(東京書籍)
<参考書>
  1. ISBN:0631227377
    (Jo McDonough, Christopher Shaw (1993). Materials and Methods in ELT. Backwell.)
<授業計画の概要>
第1回: オリエンテーション
第2回: 教材開発の概要および留意点
第3回: コミュニカティブ教授法の特色
第4回: 教科書をどう評価するか
第5回: 教科書を教材化するためのテクニック
第6回: リーディング(1)
第7回: リーディング(2)
第8回: リスニング(1)
第9回: リスニング(2)
第10回: スピーキング(1)
第11回: スピーキング(2)
第12回: ライティング(1)
第13回: ライティング(2)
第14回: 統合的能力
第15回: レポート提出